マルチメディア・プレヤーが群雄割拠するなか、RealPlayer は、1995 年のリリース以来、動画やオーディオ・ファンの様々なニーズに応え、確固たる地位を確保してきました。
無料版のメディア・プレヤーでは、基本的な機能を提供している一方、有償版へアップグレードすることで、さらに様々な便利な機能にアクセスすることが可能です。
RealPlayer の有償版が提供するそんな便利機能の一つに、音声ファイルのダウンロード機能があります。
このコラムでは、その機能の利便性についてひもといていきたいと思います。
RealPlayer の有償機能では、動画ファイルのダウンロードが中心でしたが、最新バージョン(バージョン 22 )以降から、ダウンロードのオプションで、音声ファイルのみをダウンロードすることができるようになりました。
ポッドキャストやミュージック・ビデオで、音声ファイルのみをダウンロードすることで、ご利用のパソコンやデバイスのハードディスクの領域を圧迫すること無く、より数多くのコンテンツを保存し、楽しむことができるようになりました。
音声データのダウンロードでのファイルの形式は、汎用性の高い mp3 形式でダウンロードがされるよう設定されています。
また、m4a ファイル形式でのダウンロードにも対応をしているので、更にファイル容量を少なく、また 100kps 以下の低ビットレートの場合の音質劣化を防ぎたい場合には、基本設定でファイルのダウンロード形式を変更することで、簡単に変更が可能です。
オンラインでコンテンツを視聴する際、利用しているインターネットの速度や状況、更にはデバイスの環境により音質が低下することがしばし発生するかと思われます。
この RealPlayer の有償機能では、音源のオリジナルの品質を保つことで、クリスプで素晴らしいリスニング体験を確保することができるでしょう。
オーディオファイルのダウンロードは、いかにも魅力的なものとなりますが、ダウンロードの際には、著作権の遵守が必要となります。
ダウンロードする際には、サイトの利用規約を良く確認し、ダウンロードするコンテンツが、著作権の侵害にあたらないか必ず確認を行ってください。
文化庁のホームページによると、「私的使用の目的であっても、著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、自らその事実を知りながら行って著作権又は著作隣接権を侵害する行為」は刑罰の対処となる旨記してります。詳細は、こちら をご参照ください。
ストリーミングが日常となった現在、オーディオ・コンテンツをダウンロード、保存し、所有することは、コンテンツ利用やアクセスへの利便性や柔軟性の向上につながると思われます。
RealPlayer の有償機能の音声ファイル・ダウンロードは、このニーズを的確に捉え、デジタル・ライフをワンステップ上への道へ誘っています。
有償機能には、重複楽曲の検出・削除、楽曲データの自動検出など、まだまだ便利な機能があるので、先ずは無料版機能からデジタル・ライフの第一歩を進めてください。
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