動画をテレビで。

こんにちは。リアルネットワークスのインターン生のTKです。前回、僕が書かせていただいた記事では、 初めて RealPlayer Cloud をインストール・サインアップする様子をお伝えしました。今回は、RealPlayer Cloud が果たして本当に便利なものなのか検証していきたいと思います。よろしくお願いします！

1. スマホ動画をテレビで再生するのは面倒？

僕は大学のサークルでバンドをやっているのですが、ライブの時に撮影してもらった動画をテレビで見ながら振り返りたいなと思うことがあります。けれど、スマホ動画をテレビで見るには、動画をPCに移行してからDVDにする必要があるから面倒…なんて思ってしまいます。

ですが、「Chromecast と RealPlayer Cloud で、動画をテレビの大画面で楽しむ！」の記事にありますように、RealPlayer Cloud と Chromecast を使えば、スマホ動画なども直接テレビの画面に再生できるそうです。そこで、スマホ動画をDVDにしてからテレビで再生する場合と、RealPlayer Cloud と Chromecast を使ってテレビで再生する場合にかかる時間や手間を比べてみたいと思います。

なお、今回の検証では iPhone で撮影した約30秒の動画を使用しました。

2. DVDにしてからだと12分かかった

それではスマホ動画をDVDにしてからテレビで見てみましょう。まずはスマホをPCに接続します。スマホ内にあるDVDにしたい動画をコピーして、

PC本体にデータを移行しました。

続いてPCに移行した動画をDVDにしたいと思います。今回、僕は WinX DVD Author というソフトを使ってDVDを作成しました。

DVD-Rにデータを書き込み中の画面はこんな感じ。書き込みが完了するまで待ちます。

書き込みが完了したらDVDをPCから取り出し、DVDプレイヤーに挿入します。

これでスマホ動画をテレビで見ることができました。

テレビの画面に動画が映し出されるまでの所要時間は約12分でした。スマホをPCに接続したり、DVDの書き込みを待ったりと煩わしさの多い印象でした。スマホとテレビ以外に必要なものはPCとDVDプレイヤーとDVD-Rでした。

3. RealPlayer Cloud と Chromecast を使うと...！

続いてスマホ動画を RealPlayer Cloud と Chromecast を使ってテレビで再生してみます。Chromecast の初期設定は済んでいると仮定して進めていきます。初期設定の方法についてはこちらの記事をご参照ください。

まずは Chromecast がテレビのHDMI端子に挿入されていることを確認。

テレビの入力をHDMIに切り替えます。

スマホを Chromecast と同じWi-Fiに接続し、 RealPlayer Cloud のアプリを起動します。画面上部にあるキャストのアイコンを選択し、

接続する Chromecast を選択したら準備完了です。

スマホで RealPlayer Cloud 上の動画を選択するとテレビでの再生が始まりました。

こちらの所要時間は1分強でした。DVDにしてから見る場合に比べて10分以上も短縮されています。DVDで再生した場合と比べると手間というものをほとんど感じませんでした。しかも、スマホとテレビ以外に必要なものは Chromecast のみなので、DVD-Rが増えて保管に手を焼くなんてこともなくなりそうです。

4. まとめ

スマホやタブレットで撮影した動画をテレビの大画面で見たい。けれどDVDにして見るのは面倒という方にとって、RealPlayer Cloud と Chromecast の組み合わせは素晴らしいパフォーマンスを発揮することでしょう。

ちなみに Google Chromecast の定価が税別4,200円。関東エリアのアルバイトの平均時給が1,035円なので、大学生の僕でも一日働けば買える金額なのですね。

次回は RealPlayer Cloud を使った動画の共有に取り組みたいと思います！